くりりんのブログ

気が向いたときに更新します♪

くりりんの異動願い 「やってみて、あかんかったら、やめたらいい!」

おはようございます。

 

私、くりりんは異動の願いを出してみることにしました。

 

☆★☆

これまで運転士を数年経験し、運転士見習いを育ててきました。運転士としてやれることはやったという充足感があると同時に、居心地の良さのようなものを感じるようになってきました。

居心地が良いというのは、楽に仕事ができるようになってきているとも言えますが、人として、仕事として、成長するのびしろが少なくなってきたということなんじゃないかと感じています。

もはや何も考えなくても、自動的にミスなく滞りなく仕事ができるようになってきたのです。それを成長と呼べるのか。

 

私は違うと思います。

 

確かにまだまだベテランの方に比べたら、足りないところもあることでしょう。

だけど、ブレーキの技術がこれ以上向上したとして、お客様は私のブレーキ操作を体感するために電車に乗るなんてことはありませんし、これ以上はオーバースペックで、ただの自己満に過ぎないと思うのです。

 

運転士になりたての時は、今のように楽に仕事はできていませんでした。

常にどうやったらミスをしないでやっていけるか、乗り心地の良い運転操作ができるか、電気代を無駄遣いしないか、といったことを考えてきました。

そういったことを研究しながら仕事に取り組んできました。数年続けていくうちにある程度のレベルまでいき、人に教えるということでさらにレベルを上げていくこともできたと思います。しかし、ここから先はどこまでやっても同じというか、自分自身に負荷がかからない状態になっています。

 

☆★☆

だからこそ。

これまでの経験を生かして、さらなる成長をするためには、異動して違う仕事をしていきたいと考えました。

また新しい環境で自分に負荷をかけていきたい。そうすることで、自分自身をさらに成長させたい。成長していく中で、今までできなかったことができるようになること、今まで見えなかった世界が見えるようになること、を感じてみたい。

そう思いました。

 

職場の仲間からは何をそんな。そんなことしても給料減るぞ。

手当なくなるぞ。

その場の感情じゃなくてよく考えたら?

そんなことを言われます。

 

そういうことを言われるたびに、はやくこの職場を抜け出さないといけないんじゃないかと強く思います。

職場の傾向として、運転士になった人は、さらに上昇志向がある人はどんどん試験を受けるなどして、上に行き、運転士をやめていきます。

しかし、上昇志向のないまたは、現状維持をしたいという保守的な人ほど年を重ねても今の仕事を続けようとします。

私はそういう人間にはなりたくないのです。

 

この変化の激しい時代に、変わらないものなどほとんどないんじゃないかと私は考えています。

だから、現状を維持しようと技術や人の進歩の足を引っ張るのではなく、自分が変化に対応していくという心構えが必要なのではないかと思うのです。

 

☆★☆

人は自分で考えているようで、周囲の影響を非常に強く受けて、流されるものだなと感じています。ある意味、環境への適応能力ともいうことができるとは思いますが、自分が目指すべき場所から遠ざかる環境にいるのであれば、そこから離れるということが大切なのではないか。

そう思うと、やはり異動して新しい環境で、試験を受けてきた、現状を変えようとしてきた、あるいは現状を変えてきたことのある人たちと仕事をしていきたいと思うようになりました。

 

私はなぜ運転士になったのか。正直電車が好きかと聞かれても、好きではないというか、好きとか嫌いとかの対象ではありません。

たまたま縁があって、ながれつくまま運転士になったという感じです。

どういうこと?と思われるかもしれませんが、本当に玉突き的にご縁があって運転士になりました。

鉄道会社にたまたま入って、せっかく鉄道会社に入ったんだったら、運転士でもやろうかと思って、たまたまなって今にいたります。

今度は、たまたま鉄道会社に入ったので、今度はダイヤ作成とか指令所とかそういう部署を経験してみたいなと思います。

あとは縁に身を任せていきたい。

 

居心地が悪そうなところにあえていってみるというのも、いいんじゃないかと。

今の僕に見えない世界が5年、10年してまた見えることを願って、挑戦してみたいと思います。

DJ Nobbyさんという方のVoicy,ポッドキャストを聴いています。そのなかで、

「やってみて、あかんかったら、やめたらいい」とよく言っているのを聞きます。

これ、本当にそうなんじゃないかと強く感じています。

私自身、「やってみて、あかんかったら、やめたらいい」こんな感じで、行動してみたらいいのではないかと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

それではまた。