人に迷惑をかけてはならないという呪いをとく
おはようございます。
今日は、「人に迷惑をかけてはならない」という呪いをとくということについて書いていきます。
人に迷惑をかけてはならないという教えはよく聞いてきたなという実感があります。
小さいころから、人に迷惑をかけるな、と学校でも教えられてきましたし、そのように叩き込まれてきたのかなぁという風に感じています。
だけど、よくよく考えてみると、「人に迷惑をかけない」ということは無理ゲーだし、生きにくい世の中なんじゃないかと思うのです。
そもそも大人になるまでたくさんの方のおかげで、自分が大きくなれたし、様々な経験を積む機会をもらっていたんじゃないかと。
そこで人に迷惑をかけてはならないという価値観で生きてきたら、大した経験も積めずにろくな大人に慣れてないんじゃないかなぁと思うのです。
仕事をしていく中でも、これどうすればいいんだろうと困ることもあります。すこし他の人を頼るのって躊躇しがちだったり。
自分のことは自分でやるべき、というのも確かにその通りなんだけど、必ずしもその通りにできないことだってあるよね。
だけど、躊躇する時間ももったいないので、教えを乞うとか、体験談を聞くとか、さっさと助けてもらうというのもありなんじゃないでしょうか。
「人に迷惑をかけてはならない」というより「困ったときはお互い様」といった感じの価値観の方が生きやすいのではないか。
確かにね。人に迷惑をかけまくる人たちっていますよね。迷惑というか、人に何かをしてもらって当たり前の価値観の人。
お願いばかりしてくるけど、絶対に自分からお返ししようとしてこない人。ギブアンドテイクでいうテイクばかりのテイカーは、本当に付き合っているとどんどんこっちが消耗してしまいます。
だから、「人に迷惑をかけてはならない」というのもよくわかります。
だけど。
あんまりにも「人に迷惑をかけてはならない」ということを強く思うと生きるのがしんどいなと思うのです。
特に子育て中はね。電車の中とか静かにしていてほしい場面で騒ぎますよね、子どもは。だけど、仕方がないのよ、子どもは。
迷惑をかけないように最善は尽くすけど、かけちゃったらごめんね。程度の気持ちでいるぐらいでいいのかなぁ。いやむしろ、迷惑かけてもいいじゃない。
困ったときはお互い様でしょ?ぐらいの気持ちで私の場合はちょうどいいのかもしれない。
だって。「人に迷惑をかけてはならない」という強固な呪いを解いていくにはそれくらいの気持ちが必要でしょう。
私も含めて生まれてから死ぬまで誰かに迷惑かけてばっかりでしょうし。その分誰かの役に立って恩を返したり、送っていけばいいのではないか。そう思うのです。
自分で何でもやるっていうより、自分が得意なことをやって、それで周りの人も助ける。そのかわり、自分の苦手なことは他の人にどんどん助けてもらう。
これでいいんじゃないですか?
こんな感じで、「人に迷惑をかけてはならないという呪い」をといていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた。